伊東温泉 旅館いな葉

旅館いな葉の建物は、平成10年に国の登録有形文化財に登録されています。
この宿、休日の宿泊料金が我が家の予算を大幅に超えているのですが、

「文化財に泊まってみたい!」
という抗いがたい誘惑に負けて、思い切って予約してみました。
これが大正解!大変満足度の高いお宿だったのです。

お宿 お宿

チェックイン後、案内されたのは、2階燕の間。
トイレとユニットバスまでついたお部屋は、南向きで松川に面しており、 眺めもよく広く明るかったです。
また、お掃除が行き届いていて気持ちよく、寛げました。
思わず身を乗り出してみたくなる窓は、 造りが昔のままだそうで、風が強い日は音がすごいそう。
眼下では、色とりどりの鯉が泳いでいました。水鳥も多いです。 風情たっぷりです。

お宿 お宿

部屋のこの部分の灯りは、全室暖色系に取り替えたそうです。
それにより、夜の対岸からの眺めはより素晴らしく、 窓に灯ったオレンジ色の明かりが余計に情緒を感じさせます。

川をはさんだ対岸に見えるのは、いな葉の別館。
あちらに温水プールと露天風呂があるそうです。
ただ、そちらは夏の一定期間、宿泊者のみの利用となるとか。
また、露天風呂とは言っても屋根があり、目隠しの囲いもあるため見晴らしも望めないそう。
それでもという方は、予約の際に問い合わせると対応してくださるそうです。

お宿

この宿は、4本の源泉を持っています。
まずは、大浴場「文福茶釜の湯」に向かいました。
脱衣所から胸を躍らせながら階段を下り、浴室へ。

お宿

入るなり、無色透明無臭な湯が、贅沢に湯船から流れ出しているのが目に飛び込んできました。
完全なかけ流しです。
こちらのお湯は、37℃と54℃の2つの源泉を混ぜて、41℃にしているのだそう。
狸の石像が湯口かと思いきや、前後の縁石から澄み切ったお湯が注がれていました。
(因みに、男湯は狸の口から湯が出ていたそうです)
こちら、飲泉可能ということなので、早速飲んでみました。
思ったよりしょっぱくありません。塩というよりは味の素かも。
いい出汁出てます、みたいな感じです。くせがないので飲みやすかったです。

GWの中日だったせいか、混雑を上手く避けられて、 大浴場はいつ行っても貸切り状態。
誰に気兼ねすることなく、のんびり湯を楽しめました。最高の贅沢です。
それはいいのですが、ドライヤー。
男湯は普通のタイプだったそうですが、女湯は、くるくるドライヤーが1つきり。
なかなか乾かないので、他にお客さんがいたら困ったかも。
フロントに言えば、貸していただけたのでしょうか。

お宿

温泉を堪能した後は、お待ちかねの夕食。
基本的にお食事は、夜は18時で朝は8時。
部屋食か一階のお食事処でかを選択できます。
寛いだお食事希望の私達は、朝・夕共に部屋食をお願いしました。

夕食は、出来たてあつあつをいただけます。
見た目はシンプルですが、一品一品に心がこもっていて、 何をとっても上品に美味。
メインの金目鯛のしゃぶしゃぶには、ただただ感激しました。
美味しさのあまり、始終頬が緩みっぱなし。質・量共に満足です。

お宿

寝る前に、もう一風呂。
家族風呂を覗いてみました。
が。
ちち小さい!
小さなお子様連れのお母さん用??
これはこれで面白かったのだけど、 ゆっくり手足を伸ばして寛ぎたいので、やっぱり大浴場に行きました。

さっぱりして部屋に戻ると、ふかふかのお布団が延べてありました。
テーブルには、冷水ポットのサービス。
この気配り、嬉しいです。風呂上りに冷たいお水、ありがたくごくごくいただきました。

お宿

早くに目が覚めたので、またまたお風呂へ。
やわらかなお湯にうっとりしていたら、ついつい長湯。
朝食時間に遅刻し、腹ぺこの連れを待たせてしまいました。
お味噌汁が、鍋で出てきましたよ!湯豆腐もありますよ!
朝からしっかり食しました。
お漬物は自家製でしょうか、すごく美味しかったです。 ついついご飯のおかわりをしてしまうくらいに。

お宿

食後には、コーヒーのサービスが。これまた嬉しいです。
ただ。 折角の嬉しいサービスなのに、お味が・・・煮詰まってる? 
ちょっと残念でした。
あと、些細なことですが。 お電話の応対が、もうほんの少し丁寧だったらよかったなと思いました。

とは言え、このお宿はかなりのお気に入り。
そう頻繁には無理でしょうが、また是非利用したいと思います。
でも、静けさが気に入っただけに、混雑は避けたいところ。
となると、海水浴客が溢れ返りそうな夏はやめた方が無難かも?
お財布的にも、次回は出来れば平日に訪れたいものです。

お宿

いな葉のお隣は、東海館。
元々は隣同士ご兄弟(姉妹?)でそれぞれ経営されていたらしいのですが、 こちらは手放されたのだとか。
それを市が買い取って細部に至るまで修繕し、 今では入場無料で中を見学できる観光施設となっています。
因みに、日帰り入浴も可能。
但し、こちらは半分沸かし湯だそうです。
(500円 *大浴場は男女入れ替わり制。時間帯に注意)

お宿

松川対岸から見た東海館といな葉。
伊東温泉を代表する風情ある一角だと思います。
この雰囲気、いついつまでも残るといいなあ。

(2005年5月)

伊東温泉 旅館いな葉

住所 静岡県伊東市東松原町
宿泊 閉業されました
日帰り
泉質 カルシウム・ナトリウム−塩化物温泉
泉温/湧出量 52.1℃ 100g/分
PH他
宿泊情報
(外部リンク)
現在は経営者が変わり、「ケイズハウス伊東温泉」として営業されているそうです。
【じゃらん】 

わんこの満足度

温泉 料理 料金 設備 建物 雰囲気 清潔感 スタッフ
LOVE! LOVE!

わんこの隠れ家温泉でまったり