屈斜路温泉 ガストホフぱぴりお

「ガストホフ」は、ドイツ語で「心からおもてなしをする」という意味だそうです。
「ぱぴりお」はアゲハチョウのなかまのことだとか。
どちらも聞きなれない言葉だったので、予約時この宿の名前をなかなか飲み込めませんでした。
特にぱぴりお。ぱびりおじゃないんですね。

二度目の北海道旅行。
テーマは、
「クッシーを見に行こう!」
それで、屈斜路湖畔「砂湯」のすぐ近くの宿、ガストホフぱぴりおさんを予約しました。
屈斜路湖畔には、砂湯、池の湯コタンの湯、和琴温泉など無料の露天風呂が点在しています。
摩周湖にも近いし、知床へも車で2時間くらいだとか。
場所的にばっちりです。

さて、ぱぴりおです。森の中にひっそり佇んでいました。
通されたお部屋は洋室。ビジネスホテルみたいなお部屋、かなあ。
全室にシャワー(湯船なし)、トイレ、洗面台がついています。浴衣はありません。
ほぼ洋室ですが、和室も1部屋あるみたいです。
アルコールの持ち込みには、持ち込み料金が必要。おかしやおつまみはOKだそうです。

お部屋に、ジャポニカ学習帳が置いてありました。
開いてみると、宿泊者の言葉が並んでいます。
読み出したら面白かったです。皆さんに愛されているお宿のようです。

さて、温泉です。
微かに硫化水素臭も混ざっているような、鉄錆びっぽい匂いでした。
まず内湯に入ったのですが、新鮮で湯ざわりが滑らかですごーく気持ちいい温泉でした。
すっかり気に入ってしまいました。
内湯の奥に扉があったので、露天風呂かと思って外に出てみたら違ったようです。
そこには、木蓋をした湯槽があるのみ。
源泉の温度が高いので、こちらでいったん冷ましてから内湯に注いでいるのかも??
かなり温まるお湯でした。体が芯からぽっかぽかになります。
因みに、飲泉は出来ないみたいです。

無料貸切の大樽風呂は、宿のすぐ裏にあります。
味噌樽を利用して作ったのだとか。
手作りにおおいに頷けるワイルドなお風呂です。 脱衣所も大樽でした。
見ているだけでなんだかわくわく。こんな露天風呂は初めてです。
お湯はかけ流しできれいだし、空気も美味しいので、本当気持ちよかったです。

ただ、夜は殆ど月明かりのみなので、一人では心細いかも。特に女性は。
鍵があるわけでもなく、目隠しはよしずのみ。
貸切ではありますが・・・
宿の玄関に男女各々1足づつ下駄が用意してあって、
「それのあるなしで使用中かどうかを判断してね」
なのです。結構アバウトなシステムです。
実際、浸かっている時に、じゃりじゃりと誰かの足音が近付いてきて、かなりびびりました。
「はいってますよー」って言ったら、帰ってくれましたが。

夕食は6時半。朝食は8時以降になるそうです。どちらも1階の食堂で。
この日の夕食メニューは・・・
前菜は、シーフードの梅ソース(イカ、ホタテ、ホッキ、鮭、沖ヒラメ)。
ホタテがとろけるようでした。
次に、野菜のスープ、炊きたてごはん、秋刀魚の生姜焼きと続きます。
コース料理といっても、なんとも家庭的。 秋刀魚の身が太くて美味しかったです。
その次が、ビーフストロガノフ。これもお母さんの味といった感じ。
締めのデザートは、自家製のアイスクリームでした。
こんな風に次々順番に運ばれてくるので、出来たてアツアツをいただけます。
なんだか写真を撮っているのは申し訳ない気がしたので、カメラをしまって食事に集中しました。

食後に、珈琲か紅茶、お茶のサービスがあるのですが、個人的にはコーヒーがオススメ。
こちらで出している森のコーヒーは、 自然農法により有機栽培で生産された完熟のコーヒー豆だけを使って作られたもの。
豆自体もいいのですが、ご主人は淹れ方にもこだわっているよう。
たてているところを見なかったのですが、もしかして水出し?
酸味等がなく、好みの味でした。香りがいいので、ミルクなしがいいんじゃないかなと思います。

朝食では、1枚パチリ。
写真の他に、梨・ぶどう・メロン等のカットフルーツとコーヒーがつきました。
やっぱりコーヒーが美味しいです!
自家製パンは、どっしりしっとりした味わい深いものでした。
牛乳も、期待を裏切らず濃厚で美味しかったです。

予約をすれば引き馬体験も出来るそうです。
他、屈斜路湖でカヌー体験なんてのも。 宿泊者に無料でカヌーを貸していただけるみたい。

さて、出立前のひと時。
奥様が、宿の前で写真を撮って下さいました。
てっきり記念にいただけるのかと思いきや、これが宿の記録のためだけのもの。
う〜ん、断ればよかったかな。

他、難点を上げるとすれば、部屋のトイレがなんとなく臭ったことでしょうか。
これはお掃除云々ではなく、おそらく場所的に一般の水洗トイレと同じようにはいかないことが原因かと思います。
後は、森の中なので、夜は明かりに虫が集まるということ。
露天に行こうと思ったら、玄関にはさみ虫が集まっていてびっくりしました。
これも仕方ないことだけど、虫がどうしてもダメな人は、夜は窓の辺りとか見ない方が いいかもです。

折角の屈斜路でしたが、結局、湖畔の露天風呂には行かず、 無料じゃない川湯温泉を楽しんじゃいました。 公衆浴場なのですが、これがもうびっくりするくらいパンチのあるお湯でした。

そうそう。クッシーに会えてよかったです。

(2005年9月)

屈斜路温泉 ガストホフぱぴりお

住所 北海道川上郡弟子屈町屈斜路湖畔砂湯
宿泊 1泊2食:9750円〜 (夕食なし3000円引)
日帰り
泉質 ナトリウム−炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)
泉温/湧出量 70.6℃ 150g/分(動力揚湯)
PH他 PH6.6
宿泊情報
(外部リンク)
じゃらん

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