有馬温泉 上大坊

平日の有馬温泉。 折角の機会なので、もうもうずっと以前から気になっていた上大坊さんを訪れました。
こちら、平日のみ日帰り入浴OKなのです。
温泉街の中心近くにあるので、何度となく前を通っているのですが、今回ようやく念願叶いました。

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上大坊は、聖僧仁西上人が、温泉寺の十二神将に因んで建立された十二坊舎の一名を八百年を経た今日も伝承する由緒ある旅舎だそうです。
建物自体からはそれほどの歴史を感じませんが、ところどころ改装されているようで、昭和の匂いと新しいものが混在している印象を受けました。
玄関で日帰りのお願いをすると、一人、目の前の階段を上がるように言われ、上がったところで一階奥に消えた筈の女将さんに出迎えられました。 ・・・不思議な造りです。

浴室へ向かう途中、廊下やトイレ、客室前を通りましたが、新しくきれいでした。
卓球台のあるちょっとレトロな空間が、つやつやした床といい、とてもいい雰囲気です。
そんな風に、「中は意外と新しいんだな」なんて思っていたのは、浴室扉の前まで。
「ゆ」の暖簾をくぐり、扉を開けると・・・

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いきなり階段です。下っています。
ちょっと・・・いえかなりわくわくしました。
なんという私好みの雰囲気。こういうの大好きです。
心躍らせながら、いざ浴室へ。
こちらも期待を裏切りません。むきだしの配管や、 もうもうとたちこもる湯気が独特の雰囲気を演出しています。本当・・・レトロです。

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中は非常にシンプルで、金の湯とさら湯の湯船が2つのみ。
シャワーも2つしかなくて、それも古いタイプ(お湯と水のコックで湯温を調整するタイプ)。
そんな感じなので、設備面ではさみしいかもしれません。 髪を洗ったりするのには、少々不便ですね。ドライヤーも1つしかありませんでしたし。
でも、今回の目的は、湯。 そそくさと体を洗って、金泉の浴槽に向かいました。
けれど。
熱くてとても浸かれません!
いやもう本当、熱いんです。流石、泉源が近いだけあります。 申し訳ないけど、水で埋めさせていただきました。
相当濃い湯のようで、温度のせいだけでなく、肌がひりひりしました。 また、うっかり目に入るとめちゃくちゃ沁みます。注意。

湯温に慣れてくると、段々と心地よくなってきました。 浴槽が滑らかなせいもあるかも。
陶器のような肌触りでしたが、よくよく見ると元はタイルだったよう。 温泉成分にしっかりコーティングされたのですね。やっぱり相当濃いお湯のようです。
湯気の中、よくよく目をこらしてみれば、湯の注ぎ口が変わっていました。 多分、竹筒に湯を通しているのだと思うのですが、そのまま注いでいるわけじゃなくて。
竹筒を長めのたて笛のように細工してあり、口の方から湯を引いて、 点々と並んだ穴から落ちる分だけが浴槽に注がれるようになっていました。 全部注いじゃったら、とんでもない温度になっちゃうんでしょうね。
熱い湯は大の苦手の私ですが、脱衣所と湯船を何度も行ったり来たり。 思いの他、長湯をし、有馬の湯を堪能しました。
寒い時期だったのに、湯ざめしないのも流石の湯だと思いました。

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湯気で湯の色が見えなかったので、脱衣所にて確認してみました。
なんか・・・黒いんですけど。コーヒー??
因みに、 この洗面器にうっかりつけてしまった真っ白タオルは、瞬時にグレーに染まり二度と明るい色には戻りませんでした。

(2012.12月)

有馬温泉 上大坊

住所 兵庫県神戸市北区有馬町
宿泊 素泊まり5250円〜
日帰り 大人1000円
営業時間 15:00〜18:00平日のみ(要確認)
泉質 金泉:含鉄−ナトリウム−塩化物強塩温泉 (高張性・中性・高温泉)
泉温/湧出量他 天神泉源 97.0℃ 80g/分(掘削・自噴)
PH他 PH6.5 電気伝導率 6.31S/m(25℃)
ラドン1.0bq/kg(0.27×10-10ci/kg,0.07マッヘ単位) 
宿泊情報
(外部リンク)
じゃらん  るるぶトラベル

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