真賀温泉 真賀温泉館

以前、この辺りを通った時に、手前で足温泉に入ってしまって素通りとなった真賀温泉。
あの時は、細く急な階段の上にあるなんとも風情ある佇まいを見上げ、
「次回こそはきっと」
と、拳を握ったものでした。
そして今回、念願の入湯の機会が訪れました。

真賀温泉と言えば幕湯が有名らしいのですが、混浴は苦手な私なので、普通に女湯に入りました。
先客はおひとり。
見れば、設備は桶と椅子だけのシンプルなもので、カランが2つありましたが水しか出ません。
内湯のみで、シャンプー等備品もなしです。なんだかいい感じです。

朝から湯めぐりをして、しっかり体を洗った後だったので、かけ湯をしていざ湯船へ。
このかけ湯も湯船から直接でした。
ぬるめの湯は、透明感のある滑らかなもので、源泉かけ流し。
底は岩盤で、足の裏まで気持ちいいです。
この感じ、なんとなく、熊本の奴留湯温泉と似ているかも。

さて、こちらの湯は、眼に良いらしいです。
お隣には薬師堂もあったりして、眼病に効く温泉として名高いのだとか。
それを教えてくれたのは、先客のおばさまでした。
「あんた、そのタオル、使ってないよね? ちょっと持ってきて」
初対面のおばさまにいきなり声をかけられ驚いたものの、言われるままに、タオルを差し出す私。
すると、
「私のは使ったから出来んかったけど。これは綺麗やね?」
なんて言いながら、湯船の底からにょっきり生えていた竹筒を抜き取り、 その根元に私のタオルを巻き始めるではありませんか。
おばさまは、それをまた底(よく見たら、岩に穴が空いていて、そこから湯が出ている様子) の穴に突き刺しました。
すると、竹筒から盛り上がるようにして温泉が湧いてきます。
タオルで隙間を埋めた分、勢いがつくようです。
その温泉を手で押さえて、湯を飛ばすようにして眼を洗うのだそう。
「こうやって眼を洗うといいんやって。私も前に人から聞いたんやけど」
そうして二人、パイプに顔を近づけては、かわるがわる目を洗うことに。

この日は他に客もなく、女湯はそんな二人の貸し切り状態でした。
傍から見たらなんともおかしな光景だったでしょうね。
眼病に効いたのかどうかは正直よくわかりませんでしたが、 気持ちよくて楽しくて、思い出深い入浴となりました。
近くに行ったなら、また是非寄ってみたいです。
竹筒を見たら、きっと笑ってしまうだろうけど。

(2004.1月)

真賀温泉 真賀温泉館

住所 岡山県真庭市仲間
宿泊
日帰り 男女別浴場150円 小人80円 
幕湯(混浴)250円 小人130円 
家族湯1000円〜
営業時間 7:00〜22:00 無休
泉質 アルカリ性単純泉
泉温/湧出量他 39.5℃ 205g/分自然湧出
PH他 PH9.4
施設情報
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